素材あつめ

八溝材について

茨城県・栃木県・福島県の県境に位置する県内最高峰「八溝山」。その流域から取れる木材ブランドが「八溝材」と呼ばれます。

溝材の特長

上長成長が良く通直な立木

針葉樹にあった肥沃土(砂質上土)で生育するので、まっすぐな素直な材料が多い。樹高はおおよそ20mを超す材が多い。(一般的な樹高は18m程度)

目積み材で黒芯材が出にくい

針葉樹にあった肥沃土(砂質上土)での生育と山の勾配がきつく、平地林が少ないため水分の吸い上げが少ない。

風倒木が少ない

台風等の強風による影響があまりない。ねじれ・曲がり・腐れ・シミ・年輪切れ(玉切れ)など欠点材が出にくい。

雪害木が少ない

雪の重みによる影響があまりない。ねじれ・曲がり・腐れ・シミ・年輪切れ(玉切れ)など欠点材が出にくい。

貯蔵量が豊富

保有面積が豊富なため消費量よりも保有量が多いため、年々立木が太くなり良質材を産出している。

スギ材の特徴

欠点材が出にくいので構造材などの一般材はもちろん、造作材などの表して見せるための材料などにも適している。

ヒノキ材の特徴

品種的に関西材より固いので、キズが付きにくい。関東では、関西材のやわらかい材をヌカッピと言い八溝材はイシッピと表現している。

価格がリーズナブル

銘木と言われる吉野などと土壌や環境が似ているが、銘柄化に立ち遅れた地域なので、良質材が低価格で提供出来る。

  • 地ならし
  • 植 林
  • 下刈り
  • 除 伐
  • 間 伐
  • 主 伐
地ならし

地ならし

良質な丸太を生産するためには、山に苗木を植え付ける前に生育を良くするための環境を整えなくてはなりません。まず伐採をしたときに出てくる、枝などを集めて畝(うね)をつくる作業を行い、枝などが腐ることで肥料をつくり土壌を整えます。植林の時期には、雑草などを取り除く作業を行い、植え付けができる環境を整えます。木をムダなく使うことで、植物の循環を活かした準備作業です。

植林

植林

地ごしらえで生育環境が整った山へ苗木を植え付けを行います。植林の時期は、4月頃で山の傾斜に苗木を1本ずつ植えていきます。植え付け本数は樹木によっても違いがありますが、スギやヒノキの場合は1ha(100m×100m)に3,000本程度の苗木を植え付けます。八溝流域では山に植える割合が大体決まっていて、スギより生育が遅いヒノキは、山頂付近の3割程度に植え付けて、一般的にも生育が良いスギは残りの7割程度に植え付けを行います。

下刈り

下刈り

苗木の成長を妨げる雑草などを刈り取り除去する作業を行います。植林をして5~10年程度は、周囲の雑草よりも苗木が低くなるので、林床(林内部の地表面)の雑草などを、年1回程度刈り取りをします。雑草などが茂りやすい場所では年2回作業を行う場合もあります。この作業を行わないと、林床に雑草が成長してしまうので、植え付けをした苗木に光が当らないために枯れてしまいます。夏場に雑草は生い茂るため、暑い日に行う重労働な作業です。

除伐

除伐

植栽木の生育を妨げる權木や他の樹木などの除去作業や植林後に曲がったり、途中から折れてしまっている植栽木(スギやヒノキ)などの伐倒作業を行います。この作業は植林後10~15年程度の間に様子を見ながら2~3回ほど行います。また雑草やツタが生えていると、植栽木に吸収されるはずの土壌の養分が雑草に吸収されてしまったり、ツタが植栽木に食い込んで生育を妨げるので、つる刈り作業も行われます。素直な丸太に成長するための、欠かせない大切な作業です。

間伐

間伐

植林後20~30年程度の植栽木に間引きをして、成長を促進させる作業のことです。間引きは、順調に成長した植栽木を放置していると、モヤシのような状態になって病気や害虫に弱くなるので、曲がりや混み合った樹木を伐ることで、日光が差し込み地中の根が張り巡らされ、土砂災害に強い森林となって緑のダムとなり水を育みます。伐採計画では30年生以上も間伐を行います。

主伐

主伐

一般的に植林後50年程度で柱材や横架材並びに板材に適した材料に成長した植栽木を皆伐(一定区間にある木の伐採)する作業です。伐採計画によって、大径材で目積み(年輪が細かい)丸太にするために、何度か間伐を繰り返し80年前後の高品質材を待つこともあります。八溝山流域には、樹齢60年以上で伐採時期を待っている山が豊富な蓄積量を持ち、良質な樹木が年々太くなって来ています。主伐後に植林をすることで、効率の良い森林循環を行います。

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